
AI需要急増、インフラ構築は追いつくか
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/31 22:35
人工知能(AI)の普及に伴い、その電力需要が爆発的に増加しています。しかし、その需要を支えるインフラ構築が実際にどの程度進んでいるのか、市場では見方が分かれています。
特に、かつてビットコインなどのマイニング事業で知られたアイアン・リッジ・マイニング(IREN)、テラウルフ(TERA)、クリーンスパーク(CLSK)、マラソン・デジタル・ホールディングス(MARA)、ライオット・プラットフォームズ(RIOT)といった企業は、AIコンピューティングや電力インフラ分野への事業転換を進めています。これらの企業は、現在の収益規模と比較して、巨額のバックログ(受注残)を抱えているのが特徴です。
一方で、データセンターの電力需要に関するウォール街のアナリスト予測は、国際エネルギー機関(IEA)の予測よりもはるかに積極的です。最近の予測上方修正は、近年の成長に対する不確実性や過大評価の可能性を浮き彫りにしています。
これらの企業はいずれも、まだフリーキャッシュフロー(営業活動で稼いだキャッシュから投資活動に使ったキャッシュを差し引いたもの)を黒字化できていません。インフラの構築は、GPU(画像処理半導体)を担保とした借入金、顧客からの前払い金、および増資によって賄われており、営業キャッシュフローによるものではありません。
今後、注目すべき主要な指標としては、バックログの構築進捗状況、稼働能力(energized capacity)のAI向けリース契約への転換率、そしてウォール街による需要予測の引き上げペースが挙げられます。
Source: Seeking Alpha
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