
SpaceX株、8月は30%超上昇
Finbold
公開日時: 2026/08/31 10:15
宇宙開発企業スペースX(SPCX)の株価が、8月に顕著な回復を見せました。月初は不安定な動きとなったものの、月末にかけては下落トレンドを断ち切り、7月末終値の108.38ドルから141.50ドルへと30.57%上昇しました。
もし投資家が8月1日に1,000ドルを投じていた場合、月末時点では約305.70ドルの利益(評価額1,305.70ドル)を得ていた計算になります。さらに、同社初の決算発表直前の8月上旬に付けた安値104.83ドルを底値と見抜いて投資していた場合は、34.27%の上昇となり、1,000ドルは1,342.70ドルにまで値上がりしていました。
しかし、8月の力強い回復にもかかわらず、スペースX株は新規株式公開(IPO)時の価格を依然として下回っています。IPO価格は135ドルでしたが、8月末時点の株価140.75ドルは、IPO価格を4.26%上回るに過ぎません。また、6月12日の初値150ドルや、同日の終値160.95ドルと比較すると、それぞれ6.17%、12.56%下落しています。
今後の見通しについて、アナリストらはスペースX株に対して強気な見方を示しています。ウォール街のアナリストの平均目標株価は、今後12ヶ月で226.26ドルに達すると予測されています。この予測が実現すれば、2026年8月に1,000ドルを投資していた場合、2027年8月には2,087.66ドルになる計算です。最も楽観的な見方では、目標株価を800ドルとしており、この場合、1,000ドルの投資は6,381.44ドルの利益を生む可能性があります。
一方で、これらの強気な予測に対しては懐疑的な見方も存在します。アナリストの予測通りに進んだ場合、スペースXの時価総額はIPOからわずか1年で10兆ドルを超える計算になります。一部の評論家は、目標株価を設定している機関投資家が、イーロン・マスク氏との良好な関係維持を優先し、過度に楽観的な評価をしている可能性を指摘しています。米証券取引委員会(SEC)が2025年末に、このような行為を防ぐための規制を緩和したことも、こうした見方に信憑性を与えています。
IPO前に、スペースX株の公正価値を約70ドルと評価していたモーニングスターのような独立系評価機関の分析とは、大きな隔たりがあります。
Source: Finbold
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