
「ワースト3銘柄」がS&P500を上回った理由
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/30 15:05
投資家が「トータルリターン(総収益)」を重視する傾向がある中で、筆者のRida Morwa氏は、自身の選んだ3つの「ワーストピック」が、退職後の生活でS&P500指数を上回るパフォーマンスを達成したと指摘しています。これは、退職後の投資家が直面する特有の課題、すなわち「引き出し」を考慮した場合の分析です。
Morwa氏が「Dリスト」と呼ぶこの3銘柄は、それぞれ複数の配当削減や一時停止、さらには株価の50%超の下落を経験した銘柄でした。しかし、退職後の生活では、投資元本を取り崩しながら生活費を賄う必要があります。このような状況下では、たとえ「悪い」とされるインカム(収入)重視の銘柄であっても、市場の低迷期にやむを得ず保有株を売却しなければならないポートフォリオよりも、結果的に優れたパフォーマンスを示すことがあるのです。
Morwa氏は、「家財を売って家賃を払う」ような状況に陥らないために、退職後の生活資金は、市場の底値で株式を売却する必要がないよう、キャッシュフロー(現金収入)で安定させることの重要性を強調しています。退職後の投資戦略においては、単なるトータルリターンだけでなく、安定した配当収入が、予期せぬ市場の変動から資産を守るための「アンカー(錨)」となり得るという考え方を示唆しています。
Source: Seeking Alpha
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