
JOYY、割安感と広告事業の成長で株価7割高も
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/30 11:45
ソーシャルエンターテイメント企業のJOYY(JOYY)は、現在、極端な割安水準で取引されていると考えられています。同社のEV/Sales(企業価値/売上高)倍率はわずか0.29倍ですが、純現金は31億ドル(約4800億円)に達しています。
特に、同社が運営するライブ配信アプリ「BIGOb Live」のARPPU(1ユーザーあたりの平均売上高)は220.5ドルに達し、これは競合のTwitchを大きく上回る水準です。この数字は、JOYYのソーシャルエンターテイメント事業における強力なユーザーマネタイズ能力とエンゲージメントの高さを浮き彫りにしています。
さらに、同社の広告事業である「BIGOb Ads」の収益は前年同期比53.1%増と急成長しています。経営陣は、この事業が2028年までに年間10億ドルのランレート(現在のペースで1年間続いた場合の収益見込み)に達することを目指しており、これは同社の事業を個別に評価するSOTP(Sum-of-the-Parts)評価(事業分割評価)において、強気な見方を裏付けるものです。
JOYYは、自社株買いや9億ドルの配当計画など、積極的な株主還元策も実施しています。これらの要因を考慮すると、アナリストは同社の公正価値を127.96ドルと試算しており、これは現在の株価から71%の上昇余地があることを示唆しています。
JOYYは以前、主力事業であったライブストリーミングサービス「YY」をBaiduに21億ドルで売却し、その売却益によって純現金残高を大幅に増加させた経緯があります。
Source: Seeking Alpha
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