
米国保険会社ACIC、フロリダ市場で事業拡大
MarketBeat
公開日時: 2026/08/29 21:55
Sentiment Analysis
米国の大西洋岸保険会社アメリカン・コースタル・インシュアランス(ACIC)は、フロリダ州の商業用住宅保険市場の価格軟化に対応するため、引受規律の強化、再保険保護の拡充、そして超過・剰余保険(E&S)市場への進出に注力しています。
同社の第1四半期から第2四半期までの総収入保険料は、価格軟化の影響で前年同期の3億2800万ドルから2億8000万ドルに減少しました。しかし、年換算自己資本利益率(ROE)は20%の目標を上回る水準を維持しています。経営陣は、価格競争よりも引受利益率を優先する方針です。
アメリカン・コースタルは、2026年から2027年にかけての最初のハリケーン発生時の再保険カバーを17億ドルに増強し、自己負担額を削減しました。これは、自然災害による損失を最小限に抑えるための重要な措置です。
さらに、同社は2027年第2四半期に子会社のACESを通じて、フロリダ州、テキサス州、サウスカロライナ州をターゲットとした超過・剰余保険(E&S)市場への参入を計画しています。E&S保険は、通常の保険市場では引き受けが難しいリスクに対応する保険です。
また、引き受けたAmRiscのE&S保険ポートフォリオからは、年間約7000万ドルの収益を見込んでいます。
フロリダ州で第1位の認可商業用住宅保険会社であるアメリカン・コースタルは、主に低層の集合住宅やコンドミニアム組合を対象としています。
同社の第1四半期から第2四半期までの純利益は4100万ドルで、前年同期の4800万ドルから減少しました。前年同期には一時的な利益が含まれていました。
同社は、本来の事業活動から得られる損害保険料収入に対する保険金・支払費用の比率(複合損害率)を65%から75%の間に抑えることを目標としており、自然災害は資本を揺るがすようなイベントではなく、収益を生み出すイベントとなることを目指しています。
Source: MarketBeat
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