
エヌビディア決算が市場を牽引
Schaeffers Research
公開日時: 2026/08/28 19:15
先週、エヌビディア(NVDA)の好決算が市場の注目を集め、米国株は概ね堅調な展開となりました。主要3指数は週足で堅調な上昇ペースを維持しました。
週を通して、米中間の関税を巡る緊張の高まり、エヌビディアの決算発表、そしてジャクソンホール会議での連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言が市場のヘッドラインを飾りました。
エヌビディアの決算は市場の期待を大きく上回り、ダウ工業株30種平均(DJI)は3営業日連続で100ドルを超える上昇を記録しました。一方で、個人消費支出(PCE)価格指数は若干の上昇となりました。このインフレ指標とエヌビディア決算への警戒感から、水曜日には株価が圧迫されましたが、ウォール街は迅速に回復。木曜日にはナスダック総合指数(IXIC)が400ポイント超、S&P500種株価指数(SPX)も堅調な上昇を記録しました。
週全体では、主要3指数はいずれも大幅な上昇を記録しましたが、ラッセル2000種指数(RUT)は小型株の勢いが続かず、2週連続の下落となりました。
決算発表相次ぐ
決算シーズンは終盤に差し掛かっていますが、エヌビディア以外にも多くの企業の決算が発表されました。ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)は、利益見通しの悪化を受けて株価が下落しました。マーベル・テクノロジー(MRVL)も、市場の期待に届かなかった収益見通しで低迷しました。アイレノン(IREN)も冴えない四半期決算を発表しました。
一方、クラウドストライク(CRWD)は記録的な決算を発表して急騰しました。セールスフォース(CRM)も第2四半期決算で市場予想を上回りました。アバクロンビー&フィッチ(ANF)も増益決算となりましたが、ディックス・スポーティング・グッズ(DKS)は四半期決算が市場予想を下回り、記録的な下落率を記録しました。
その他のヘッドライン
その他、中国のアリババ(BABA)は102億ドルの増資を発表して株価が下落しました。バイオテクノロジー企業のノババックス(NVAX)は、ワクチン開発による急騰から一服しました。ユナイテッド・エアラインズ(UAL)は国際線の拡充を発表しました。
来週の注目材料
来週は、FRBの金融政策決定会合(9月15~16日)を前に、重要な経済指標が複数発表されます。金曜日の8月雇用統計が注目されるほか、ISM製造業・サービス業景況指数、JOLTS求人統計、ADP雇用統計なども発表される予定です。これらの指標は、FRBの利下げ幅を占う上で重要な手がかりとなるとみられています。
Source: Schaeffers Research
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