
アイサカ・エナジー、目標株価350ペンスに据え置き
Proactive Investors
公開日時: 2026/08/28 13:55
英石油・ガス会社アイサカ・エナジー(Ithaca Energy PLC)は、ジェフリーズ証券から「買い」のレーティングを維持された。同証券は、原油価格のシナリオ別に株価評価の枠組みを示し、目標株価を350ペンスに据え置いた。
アイサカ・エナジーの株価は現在267.20ペンスで取引されている。ジェフリーズ証券は、同社の純資産価値(NAV)を222ペンス、EBITDA倍率(EV/EBITDA)による評価額を469ペンスと算出している。
同証券は、3つの異なる商品価格シナリオを設定した。最良シナリオでは、長期的なブレント原油価格を1バレル90ドル、英国産天然ガス価格を1サーマル(熱量単位)89ペンスと仮定。この場合、資産価値の上昇に基づき、目標株価を450ペンスと見込んでいる。一方、最悪シナリオでは、原油価格を60ドル、天然ガス価格を59ペンスと仮定し、資産価値は120ペンス、目標株価は165ペンスに引き下がるとしている。
同社の業績は、こうした評価を裏付けるものとなっている。第2四半期には過去最高の1日あたり13万1000バレル(石油換算)の生産量を記録し、通年の生産量ガイダンスも再確認された。また、事業活動によるキャッシュフローは株主還元を支えており、ジェフリーズ証券は2026年度の総還元額を5億ドル超と予測。これは同社の配当政策に沿ったものだ。
コスト効率も改善しており、経営陣は通年の純営業費用ガイダンスを8億ドルから8億4000万ドルの範囲に引き下げた。さらに、19億ドルの利用可能流動性は、大株主であるエニ(Eni)と共に潜在的な資産買収を検討するための財務基盤を提供している。
今後の注目点としては、英国政府によるローズバンク(Rosebank)油田開発プロジェクトの開始承認が挙げられる。これが承認されれば、ウェスト・オブ・シェトランド(West of Shetland)地域のポートフォリオ全体での開発リスクが低減される可能性がある。
Source: Proactive Investors
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