
マーベル、見通しが低調で株価8%下落
CNBC
公開日時: 2026/08/28 10:45
半導体メーカーのマーベル・テクノロジー(MRVL)の株価が、37%の増収を達成したにもかかわらず、2028会計年度(2028年1月期)の見通しが市場の期待を下回ったことから、8%下落しました。
同社は23日、第2四半期(2023年7-9月期)の売上高が前年同期比37%増の27億ドルになったと発表しました。これは、同社が5月に示したガイダンスを3900万ドル上回る結果です。
しかし、AIデータセンター向けのカスタムチップなどを手掛ける同社は、2028会計年度の売上高について、従来の165億ドルから約180億ドルへと引き上げましたが、市場の「高い期待」には届きませんでした。先週発表されたGoogleとの提携(最大122億ドル規模)による収益押し上げへの期待が高まっていたこともあり、投資家心理は冷え込みました。
マーベルのマット・マーフィー会長兼CEOは、「AI関連の受注は引き続き非常に堅調で、2027会計年度(2027年1月期)後半にかけて売上高の伸びがさらに加速すると予想している」とコメントしました。特にデータセンター事業の売上高は46%増と好調でした。
Googleとの提携は、Googleが2033会計年度までを対象に、1株あたり206.58ドルで最大5897万株のマーベル株を購入できるというものです。この契約には、GoogleのTPU(Tensor Processing Unit)システムと連携するAI推論チップ、ストレージコントローラー、ネットワークインターフェースコントローラーなどが含まれます。
ゴールドマン・サックスのアナリストは、「主要顧客の堅調な支出や、先に開示されたGoogleとの関係に基づき、投資家の期待は四半期を前に高まっていた」と指摘しています。同社は、マーベルの今回の決算は「漸進的なプラス」だったとしながらも、同業他社と比較してバリュエーション(株価評価)が高く、カスタムチップ顧客の獲得能力に関する不確実性も少ないとは言えないとして、投資判断は「ニュートラル」を維持しました。
マーベルの株価は今年に入ってから184%上昇しており、AIインフラ向け製品への需要に支えられてきました。
Source: CNBC
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