
サウス32、銅・亜鉛中心へ事業再編
MarketBeat
公開日時: 2026/08/28 01:45
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資源大手サウス32(South32)は、2026年度(FY26)の業績が大幅に改善したことを発表しました。同社の調整後EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)は前年比28%増の25億ドル、純利益は同55%増の10億ドルに達しました。営業キャッシュフローも7億ドルを投じたヘルモサ(Hermosa)プロジェクトの開発投資にもかかわらず、6億1000万ドルを記録しました。
同社は、アルミニウム事業を米国のアルコア(Alcoa)に最大56億ドルで売却する計画も明らかにしました。この売却は2027年度下半期(FY27)の完了を見込んでおり、完了すればサウス32は銅や亜鉛といったベースメタル(卑金属)事業に経営資源を集中させることになります。ヘルモサやシエラ・ゴルダ(Sierra Gorda)の銅・亜鉛プロジェクトが今後の成長の柱となります。
サウス32は、FY26年度末時点で2億8300万ドルの純現金(有利子負債から現預金を差し引いたもの)を保有しており、株主還元として1株あたり5.4セントの配当を発表しました。これは、同社がベースメタルへのシフトを進める中で、財務基盤の強化と成長投資のバランスを取る戦略の一環です。
最高経営責任者(CEO)のマシュー・デイリー氏は、「アルコアとの取引は株主にとって大きな価値をもたらし、サウス32をASX(オーストラリア証券取引所)でトップクラスのベースメタル企業へと再編するだろう」とコメントしました。同氏はまた、ヘルモサのテイラー(Taylor)プロジェクトは予定通り進捗しており、シエラ・ゴルダの拡張により鉱山寿命が約19年に延長され、将来の生産量増加を支える見通しであると述べました。
一方、カニングトン(Cannington)鉱山では、堆積物処理や鉱山寿命延長の評価を進めていますが、GEMCOについては水管理や天候に関連する不確実性が続いているとのことです。
今回の事業再編により、サウス32はアルミニウム事業から撤退し、成長が見込まれる銅や亜鉛などのベースメタル事業に注力することで、収益性の向上と企業価値の向上を目指します。
Source: MarketBeat
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