
メルカドリブレ、ブラジルリスクは過大評価か
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/27 14:25
ラテンアメリカ最大のEコマース・フィンテック企業であるメルカドリブレ(MELI)は、ブラジル市場におけるリスクが過大評価されているとの見方が出ている。
同社は、まだ開拓の余地が大きいラテンアメリカ市場で、Eコマースとフィンテックという二つの追い風を捉え、持続的な30%超の収益成長を目指している。アナリストによると、メルカドリブレの収益は2030年までに1000億ドル(約15兆円)に達すると予測されている。
ブラジルにおけるメルカドリブレの営業利益率の低下は、ユーザー獲得と信用供与拡大のための戦略的投資によるものと説明されている。実際、同社のエコシステム(プラットフォームを利用する顧客)は前年同期比37%増と、力強い成長を示している。
信用供与ポートフォリオの拡大にもかかわらず、メルカドリブレは業界最高水準の信用マージン(純利息収入マージン、NIMAL)20.7%を維持している。これは、競合であるブラジルのデジタルバンク、ヌーバンク(Nu Holdings)と比較して、株価売上高倍率(P/S)で24%のディスカウント(割安)で取引されている状況と相まって、同社の高い収益性と成長性が評価されている。
メルカドリブレは、ベネズエラの経済不安やアルゼンチンのインフレ危機といった、ラテンアメリカ特有の経済的困難を乗り越えてきた歴史を持つ。こうした経験から、同社は困難な経済状況下でも事業を継続し、成長を遂げる能力を示してきた。
同社のエコシステムは、顧客のプラットフォームへの定着率を高め、長期的な営業レバレッジ(売上増加に伴う利益率の向上)の実現に貢献すると考えられている。
Source: Seeking Alpha
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