
M&S好調、プリマークは猛暑で苦戦か
Proactive Investors
公開日時: 2026/08/27 12:05
Sentiment Analysis
英国の小売業界で、最近の猛暑が明暗を分けている。JPモルガンによると、マークス&スペンサー(MKS)は好調を維持する一方、エイソス傘下のプリマークは苦戦を強いられている模様だ。
同レポートは、猛暑が英国の小売業に明らかなプラス効果をもたらしたと分析。実店舗への来店客数は減少したものの、オンライン衣料品販売は力強く成長した。このチャネル(販売経路)の分断が、オンライン販売網を持たないプリマークの業績を押し下げた要因となった。一方で、ネクスト(NXT)は好調な取引実績を報告し、明確な恩恵を受けた企業として浮上した。
国内市場では、マークス&スペンサーが昨年のサイバー攻撃による事業運営への混乱から通常業務に戻ったことも追い風となった。
欧州市場に目を向けると、スペインの衣料品需要は堅調だったものの、フランスやドイツ市場はやや軟調だった。ドイツのオンラインファッション大手ザランド(ZAL)は、温暖な気候によるチャネル支援にもかかわらず、市場予想をわずかに下回る結果となった。
また、JPモルガンはアパレル製品の原材料コストについても更新。綿花価格は前年比32%上昇し、ポリエステル価格も同期間で23%上昇した。輸送コストもエスカレートしており、海上輸送費は前年比46%、中東紛争開始以降では110%上昇した。航空貨物運賃も19%増加している。
さらに、スポーツ用品市場で主要な議論の的となっているスニーカー需要の軟化も、広範なセクターの見通しを複雑にしている。これはドイツのアップデートで浮き彫りになった点だ。
Source: Proactive Investors
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