
ノババックス株、提携先のワクチン試験成功で反落
Schaeffers Research
公開日時: 2026/08/26 19:15
米バイオ企業ノババックス(NVAX)の株価が、2.8%下落し、1株9.18ドルで取引されている。前日には6週間ぶりの高値を付けていたが、利益確定売りなどから押し目となっている。年初来では36%の上昇を維持しているものの、今四半期ではマイナス圏に沈んだ。
同社の株価は、提携先のモデルナ(MRNA)との共同開発による皮膚がんワクチンの臨床試験で、良好な結果が発表されたことを受けて上昇していた。
しかし、オプション市場では、ノババックス株の下落を見込む動きが強まっている。これまでに約2万9000件のプットオプション(売る権利)が取引されており、これは平均的な1日の取引量の32倍に相当する。特に、2028年1月21日満期の10ドル、および2027年1月15日満期の10ドルのプットオプションが活発に取引されている。
一方で、短期的なオプション市場では、ノババックス株に対する強気な見方も存在する。同社のプット・コール・オープン・インタレスト・レシオ(SOIR)は0.13と、過去1年間のレンジの下位10パーセンタイルに位置しており、これはコールオプション(買う権利)の取引がプットオプションを大幅に上回っていることを示唆している。この強気センチメントが後退した場合、株価の重しとなる可能性がある。
さらに、空売りの増加も懸念材料だ。直近の報告期間で空売り残高は4.2%増加し、発行済み株式数の29%を占めている。現在の平均的な取引ペースでは、空売り筋がポジションを買い戻すのに2週間以上かかる計算になる。
ボラティリティ(変動性)の観点からは、ノババックスのボラティリティ・インデックス(SVI)は80%で、過去1年間のレンジの下位27パーセンタイルに位置している。これは、オプションの価格が相対的に割安であることを示唆している可能性がある。
Source: Schaeffers Research
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