
ブリティッシュ・ホスピタリティのウィットブレッド、目標株価引き上げも慎重姿勢維持
Proactive Investors
公開日時: 2026/08/26 12:45
英国のホテル需要の底堅さを背景に、大手証券ジェフリーズはホテル・レストランチェーン大手ウィットブレッド(WTB)の目標株価を2,250ペンスに引き上げた。ただし、同社は引き続き「中立」のスタンスを維持している。
26日のロンドン市場で、ウィットブレッドの株価は1.13%上昇し2,503ペンスとなった。ジェフリーズは、同社のバリュエーションは既に多くの逆風を織り込んでおり、短期的な収益力には限界があるとの見方を示しつつも、慎重な「中立」のレーティングを維持した。
今回の見直しは、英国における客室あたりの売上高(RevPAR)が予想を上回る堅調さを示したことが主な要因だ。これは、他のホスピタリティ業界全体の動向を上回る堅調な予約状況に支えられている。この営業上の勢いを受け、ジェフリーズは調整後1株当たり利益(EPS)の予測を3%から4%引き上げ、上半期の利益予想を市場コンセンサスを若干上回る水準に設定した。
しかし、売上高の回復基調にもかかわらず、ウィットブレッドの上半期税引き前利益は11%減の2億8,200万ポンドになると予測されている。これは、英国事業のレバレッジ効果が、コストインフレやリース料の増加によって相殺されるためだ。さらに、ドイツでの事業転換に伴う一時費用1,000万ポンドや、中東での合弁事業の財務的な負担も重しとなっている。
バランスシートから目を転じると、アナリストは同社の不動産売却プログラムに関する戦略的なアップデートを期待している。同社は6月以降、既に51のレストランを売却済みだ。この事業再構築の取り組みにより、年末までに飲食関連の売上高は1億4,000万ポンドから1億6,000万ポンド減少する一方、ホテル客室は750室増加する見込みだ。
最大の不確定要素は、ホスピタリティ事業に対する固定資産税(ビジネスレート)の見直しが pending であることだ。来年3月に公表される見通しの調査結果は、今後数会計年度におけるウィットブレッドの約1億1,000万ポンドの税負担に影響を与える可能性がある。
Source: Proactive Investors
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