
ノア・ホールディングス、利益率34.8%に改善
PRNewsWire
公開日時: 2026/08/26 12:15
ノア・ホールディングス(NOAH)は26日、2026年第2四半期(4~6月期)の決算を発表しました。売上高は前年同期比でほぼ横ばいでしたが、営業利益率は34.8%に上昇し、純利益は同25.9%増の2億3800万人民元(約48億円)となりました。上半期(1~6月期)の営業利益率は36.3%と、前年同期比で8.4ポイント改善しました。
同社は、AIを活用したプラットフォーム、現地のライセンスを持つ専門家チーム、エコシステムパートナーを統合した「制度化された生産性システム」という独自のビジネスモデルが、シンガポールでの展開から約10ヶ月で黒字化を達成したと発表しました。このモデルは、従来の担当者(RM)の増員に依存する成長モデルからの転換を示唆しており、国際担当RMの人数が減少したにもかかわらず、国際資産運用残高(AUM)は米ドル建てで11.7%増加しました。
ノア・ホールディングスの共同創業者兼会長である汪静波(Jingbo Wang)氏は、「クライアントがノアに託すのは、単なる資金ではなく、家族の未来計画であると確信している」と述べました。同社は、ゼロ金利負債でバランスシートを維持し、長期的な責任を負う姿勢を強調しました。
共同創業者兼CEOの殷哲(Zhe Yin)氏は、「ウェルスマネジメントは、個人の経験に基づくサービスモデルから、プラットフォーム、専門家チーム、グローバルリソースが共同で支えるモデルへと移行している」と指摘。AIがプラットフォームのサービス能力を増幅し、ライセンスを持つチームが専門的な判断とコンプライアンス責任を担い、エコシステムパートナーがより多くの顧客に低コストでサービスを提供すると説明しました。シンガポールの実績はこの方向性を裏付けており、今後このモデルをさらに展開する方針です。
第2四半期の売上高は6億2000万人民元、営業利益は2億1600万人民元(同34.0%増)でした。上半期の売上高は12億4600万人民元(同0.1%増)、営業利益は4億5200万人民元(同30.3%増)でした。これは、同社が上場以来、63四半期連続で非GAAPベースの黒字を維持したことを意味します。
特に、運用能力に裏打ちされたパフォーマンスフィー(成果報酬)が好調でした。上半期の純パフォーマンスフィーは前年同期比364.0%増の2億3800万人民元に達し、投資商品からの調達手数料も13.4%増加しました。一方で、営業費用は同11.6%減少しました。
殷CEOは、「パフォーマンスフィーは一時的な収益ではなく、長年蓄積されたシステム的な能力の現れだ」と述べ、グローバルなプライマリー市場(新規発行市場)における同社のポジションが、情報優位性を通じて投資リターンに結びついていると説明しました。同社のグローバル投資システムは、グローバルファンドへのLP(リミテッド・パートナー)投資による最先端産業へのアクセス、ファンド・オブ・ファンズ(複数のファンドに投資するファンド)ネットワークを通じた情報検証、そして直接的なプロジェクト投資による機会創出という3層の能力で構築されています。
Source: PRNewsWire
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