
SpaceX株、アナリストが目標株価引き上げ
Finbold
公開日時: 2026/08/26 09:45
米宇宙開発企業スペースX(SPCX)の株価が、8月のIPO(新規株式公開)価格をわずかに上回ったものの、初値からは大きく下落した状況で、ウォール街のアナリストたちの同社に対する評価が強気へと転じている。大手投資銀行JPモルガン(JPM)のアナリスト、ダグ・アナム氏は22日、スペースX株に対し「オーバーウェイト(Overweight)」、すなわち「買い」に相当するレーティングを再確認し、今後12カ月間の目標株価を137.95ドルの直近終値から73.98%高の240ドルに設定した。
アナム氏は、スペースXの人工知能(AI)「Grok」の将来性に対する信頼の高まり、特にカーソル(Cursor)の買収が追い風となるとの見方を示した。これにより、Grokの収益化が大幅に改善し、スペースXにとって主要な収益源になると予想している。
JPモルガンが設定した目標株価240ドルは、アナリストの平均目標株価(232.35ドル)をやや上回る水準だが、8月に提示された目標株価の中では最も強気なものではない。現在、スペースX株は全体として「ストロングバイ(Strong Buy)」と評価されており、今後12カ月で平均68.43%上昇して232.35ドルに達すると見られている。
IPO以降、スペースX株を評価した32人のウォール街アナリストのうち、24人が「買い」、5人が「中立」、3人が「売り」の推奨を出している。
直近のアナリストレポートでは、モルガン・スタンレー(MS)のアダム・ジョナス氏が8月19日に目標株価を300ドルに設定したほか、バーンスタインのダグラス・ハーネッド氏も2日後に目標株価を239ドルから248ドルに引き上げている。
株価パフォーマンスを見ると、スペースX株は8月5日に付けた史上最安値104.83ドルからの下落トレンドを断ち切り、約1週間にわたる上昇で146ドル超まで回復した。しかしその後、上昇は一服し、8月25日の終値では5.61%下落して137.95ドルとなった。
スペースX株は、IPOのわずか4日後に付けた史上最高値225.64ドルを依然として38.86%下回っており、8月の上昇局面を経ても、初値からは14.29%下落した水準で取引されている。
Source: Finbold
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