
OpenAI製チップ、NVIDIAを一部性能テストで凌駕
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/25 18:35
米AI開発大手オープンAI(OpenAI)が開発した独自の推論(インファレンス)用半導体チップ「Jalapeño(ハラペーニョ)」が、一部の性能テストにおいて、競合大手エヌビディア(NVIDIA)の最新チップ「Blackwell(ブラックウェル)」を上回ったことが、半導体業界の調査会社セミアナリシス(SemiAnalysis)のベンチマーク結果で明らかになりました。
オープンAIは、ブロードコム(Broadcom)との提携を通じてJalapeñoを開発。同社によると、オープンAIのAIモデル自体もJalapeñoの開発を加速させました。初期世代のモデルはチップの設計と立ち上げを支援し、最新モデルは最適化とプログラミングを高速化しているとのことです。
セミアナリシスが実施したテストでは、Jalapeñoは特定の最適化を行わない状態でも、電力効率(性能/ワット)において、ほとんどのシナリオでBlackwellを上回りました。低遅延(レイテンシー)が求められる場面だけでなく、高いスループット(処理能力)が要求される場面でも優れた性能を発揮したとされています。
ただし、セミアナリシスは、Jalapeñoが競合するべきはエヌビディアの最新世代チップ「Rubin(ルービン)」であり、Blackwellとの比較は「不完全かつ不公平な部分がある」と指摘しています。Rubinは次世代メモリ規格「HBM4」を採用するのに対し、Blackwellは現行の「HBM3e」を使用しています。また、Rubin搭載システムは顧客への出荷が開始されている一方、Jalapeñoはまだエンジニアリングサンプル段階であることも付け加えています。
株価への影響
このニュースは、AIインフラ市場における新たな競争の可能性を示唆するものですが、現時点ではオープンAIは株式を公開しておらず、直接的な株価への影響はありません。しかし、エヌビディアやブロードコムといった関連企業の動向に注目が集まる可能性があります。
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Source: Seeking Alpha
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