
シュールガード、不動産価値から乖離
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/25 14:15
欧州最大級のセルフストレージ企業であるシュールガード・セルフストレージ(SSSAF)の株価が、不動産鑑定評価額を大幅に下回る水準で取引されていることが明らかになりました。同社株は、鑑定評価額に対して約55%のディスカウント(割引)で取引されており、インカム投資家にとって魅力的な参入機会を提供していると考えられます。
最近の決算発表では、業績の向かい風やガイダンスの引き下げがあったものの、シュールガードは堅調な開発パイプラインと事業運営の改善に支えられ、長期的な成長計画を維持しています。純有利子負債/EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)は6.5倍とレバレッジ(負債比率)は高い水準にありますが、コスト削減、クラスター化(事業拠点の集約)、販売の一元化などを通じて、1株当たり利益(EPS)の成長と事業効率の回復を目指しています。
配当利回りは5.1%、配当性向は70%となっており、安定したインカム収入を提供しています。さらに、事業拡大や将来的な評価額の再評価によるキャピタルゲインの可能性も秘めていると見られています。
同社の株価は、外部要因による影響を受け、近年大きく下落しましたが、事業は引き続き成長しており、欧州のセルフストレージ市場における地位を確立しています。不動産鑑定評価額との乖離は、市場が同社の保有する実物資産の価値を十分に織り込んでいない可能性を示唆しており、今後の株価回復への期待につながるかもしれません。
Source: Seeking Alpha
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