
パランティアCEO、8600万ドル相当の株を売却
Finbold
公開日時: 2026/08/25 11:15
米国のデータ分析企業パランティア・テクノロジーズ(PLTR)のアレックス・カープCEOは、8月下旬に約8600万ドル(約130億円)相当の同社株を売却しました。これは、今年に入ってから同氏による最大のインサイダー(内部者)売り出しとなります。
公開された情報によると、カープCEOは174.79ドルの平均価格で49万2348株を売却しました。この取引は、同日に最高会計責任者(CAO)のジェフリー・バックリー氏が行った約57万7000ドル相当の売却や、8月19日に取締役のアレクサンダー・ムーア氏が行った約279万ドル相当の売却を大きく上回る規模です。
カープCEOによる大規模な株式売却は今回が初めてではありません。今年に入ってからも、2月20日には約6600万ドル、5月20日には約5400万ドル相当の株式を売却しています。今回の売却は、年初来で最も高い平均株価(174.79ドル)で行われた点も注目されます。過去の売却価格は133.78ドルおよび136.04ドルでした。
なお、今年最大のインサイダー売り出しは、共同創業者であるピーター・ティール氏が3月に行った約2億9000万ドル(約200万株)の売却でした。この時の平均売却価格は144.85ドルでした。
株価は8月急騰
カープCEOによる今回の大量売却は、パランティア株が8月に顕著な上昇を見せた時期に行われました。同社株は、数ヶ月にわたる下落の後、8月初旬から回復基調に転じ、8月3日の125.65ドルから、直近の終値である175.89ドル(月曜日終値)まで約40%上昇しました。
この株価急騰の背景には、好調な四半期決算発表がありました。決算では、同社の成長が依然として堅調であることが示されただけでなく、経営陣が最先端の人工知能(AI)開発企業に対して慎重な姿勢を示したことも注目されました。
カープCEOは、一部の著名なAI企業が「自分たちが支配する未来に私たちを依存させようとしている」と述べ、企業が自社のモデルを所有し、パランティアをその上位レイヤーとして活用するべきだと主張しました。
アナリストは警戒感も
しかしながら、このような「驚異的な」四半期決算と株価の好調にもかかわらず、一部のアナリストはパランティア株の上昇が終わりに近づいている可能性を指摘しています。8月25日の報道によると、テクニカル分析(TA)では、2026年末までに株価が107ドルまで下落する可能性が示唆されています。
Source: Finbold
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