
アストラゼネカ、25億ユーロ超の社債発行
Proactive Investors
公開日時: 2026/08/25 07:25
製薬大手アストラゼネカ(AZN)は25日、総額25億5000万ユーロ(約4200億円)の社債発行を完了したと発表しました。欧州債券市場で資金調達を行い、調達資金は一般的な企業活動に充当されます。
今回の社債は、同社の米国子会社であるアストラゼネカ・ファイナンスLLCが発行し、親会社であるアストラゼネカが全額無条件で保証します。満期までの期間が異なる4つの固定金利債に分割されており、2030年から2038年までの期間で発行されました。
最も大きいのは、2038年9月1日に満期を迎える7億5000万ユーロの債券で、利率は4.169%です。最も低い利率は、2030年3月満期の7億ユーロ債券で3.402%でした。その他、2032年満期の6億ユーロ債券(3.652%)、2035年満期の5億ユーロ債券(3.923%)も発行されています。
満期までの期間が長くなるほど投資家がより高い利回りを要求するという、債券市場の一般的な傾向が金利設定に反映されています。
アストラゼネカは、今回の社債発行について「長期的な資金調達戦略と一致している」と説明しており、特定のプロジェクトや買収のためではなく、一般的な企業目的のために資金を使用するとしています。
同社は近年、研究開発パイプラインの拡大や製造能力の増強、特に米国での大規模投資などを背景に、活発に資金調達を行っています。
今回発行された社債は、欧州中期債プログラム(Euro Medium-Term Note Programme)に基づいています。これは、企業が毎回新たな文書を作成することなく、継続的に債券を発行できる枠組みです。これらの債券は、英国金融行動監督機構(FCA)の公式リストに掲載され、ロンドン証券取引所のメイン市場で取引される予定です。
今回の社債発行の共同ブックランニングマネージャーは、バークレイズ、ゴールドマン・サックス・インターナショナル、モルガン・スタンレー(MS)が務めました。
Source: Proactive Investors
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