
ジャージーマイクスOB、ドッグハウスで「再現」目指す
Fox Business
公開日時: 2026/08/25 05:55
米ファストカジュアルレストラン「ドッグハウス(Dog Haus)」は、サブマリンサンドイッチチェーン「ジャージーマイクス(Jersey Mike’s)」の元幹部やフランチャイジー(加盟店オーナー)らが経営に参画し、全国的なブランドへの成長を目指しています。現在約60店舗を展開するドッグハウスは、300店舗体制への拡大を目標に掲げています。
新たにドッグハウスの最高マーケティング責任者(CMO)に就任したのは、ジャージーマイクスで最高イノベーション責任者を務めたジェームズ・フィールド氏です。フィールド氏に加え、ドッグハウスの社長兼最高開発責任者(CDO)にはクリス・リガッシオ氏、最高執行責任者(COO)にはガレン・コダーディアン氏が就任しました。リガッシオ氏とコダーディアン氏は、共にジャージーマイクスの元フランチャイジーです。
この幹部陣の再集結は、米投資会社ブラックストーン(Blackstone)が今年1月、約80億ドル(約1兆2000億円)と評価される取引でジャージーマイクスの過半数株式を取得したことを受けて実現しました。フィールド氏は、ジャージーマイクス売却後、個別に新たな機会を追求することも可能でしたが、ドッグハウスでチームとして協力し、事業規模の拡大に貢献する機会を見出したと語っています。「ジャージーマイクスでのブランド成長という、あの激しい経験を共に乗り越えた仲間たちと、『もう一度、あの成功を再現しよう』と決意しました」とフィールド氏は述べています。
ドッグハウスのマイケル・モンタガノ最高経営責任者(CEO)は、現在の約60店舗から300店舗への拡大を「最優先事項」としており、10億ドル(約1500億円)の企業価値向上を「北極星」として目指しています。モンタガノCEOは、「この規模の拡大を実行できるチームを構築することが、成功への大きな一歩です」と語り、ジャージーマイクスがフランチャイジーとの強固な関係を維持しつつ、一貫した顧客体験を提供しながら体系的に成長したモデルを、ドッグハウスも新たな市場に進出する上で参考にしたい考えです。
2010年にカリフォルニア州パサデナで創業したドッグハウスは、ホットドッグやソーセージ、ハンバーガー、チキン、朝食ブリトーなどを提供しています。今年6月にはメキシコに初の海外常設店をオープンしました。フィールド氏は、ドッグハウスが持つブランドの強み、食品、そしてデリバリーやデジタル注文への早期投資が、元ジャージーマイクス幹部らを惹きつけた要因だと説明しています。「ドッグハウスが持つ資産を見れば、成功への準備は整っています。過去15年間、様々な経済状況や業界のトレンドを乗り越え、単に存続しただけでなく、力強く成長してきました」とフィールド氏は述べています。
同社は、事業拡大を加速させる前に、必要なインフラ整備を進めています。具体的には、国内を15の地域に分割し、各地域に品質維持と成長指導を担当するエリアディレクターを配置する計画です。また、企業インフラの構築も同時に進めています。「私たちは、すでに規模で見て取れる需要に応えるために、適切な人材と体制を整えているのです」とモンタガノCEOは説明しています。
モンタガノCEOは、企業の経営側とフランチャイジー側の両方の経験を持つ幹部がいることが、ドッグハウスの拡大目標達成における強みになると考えています。「今後数年間で60店舗から300店舗への拡大は、容易な目標だと考えています。真の挑戦は、その先で何ができるかということです」とモンタガノCEOは語っています。
Source: Fox Business
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