
コバルト市場、2026年から供給不足か
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/25 03:35
Sentiment Analysis
8月のコバルト市場は、価格が横ばいで推移しました。コバルトのスポット価格は8月20日時点で1ポンドあたり25.53ドルとなり、前月と同水準でした。
供給面では、国際エネルギー機関(IEA)が2026年からコバルト市場が供給不足に陥る可能性を指摘しています。これは、主要産出国であるコンゴ民主共和国(DRC)による輸出規制の強化が背景にあると考えられています。DRCは、市場の需給バランスによってはコバルトの割当量を削減する可能性も示唆しています。
こうした状況下、コバルト関連企業の業績は堅調です。中国の大手コバルト生産・販売会社であるCMOCは、2026年上半期の利益が前年同期比86%増、売上高は同43%増となりました。また、資源大手グレンコアは、2026年上半期の調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が同86%増の101億ドルに達しました。華友 cobalt(Huayou Cobalt)も、同社の持分利益が同68%増と伸びています。
欧州の素材技術・リサイクル企業であるユミコア(Umicore)は、2026年上半期の調整後純利益が2億7300万ユーロと、前年同期比で102.6%増となりました。日本の住友金属鉱山(Sumitomo Metal Mining)も、6月末までの四半期における持分利益が前年同期比220.5%増の879億3500万円を記録しました。
一方、チリのコバルト開発企業であるチリコバルト(Chilean Cobalt)は、米国輸出入銀行(US EXIM Bank)から、チリ北部で進めるプロジェクト(La Cobaltera / El Cofreプロジェクト)の支援のため、新たに3億7500万ドルの意向表明書(Letter of Interest)を受け取りました。
Source: Seeking Alpha
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