
仮想通貨、3日続伸で年初来高値更新
CNBC
公開日時: 2026/08/24 14:35
暗号資産(仮想通貨)市場が週明けも上昇を続け、代表的な仮想通貨であるビットコインは8万ドル近辺まで値を戻しました。これは5月以来の高値水準です。イーサリアムも2,500ドルを超え、1月以来の最高値を記録しました。この上昇は、インフレ懸念や財政赤字への不安が高まる中、投資家がリスク資産への関心を再び高めたことが背景にあると考えられます。
仮想通貨関連企業の株価も連動して上昇しました。ストラテジー・アンド・ストライブはそれぞれ2%、4%上昇し、イーサリアム関連のビットマインとシャー პリンクは3%、2%の上昇となりました。
今回の急騰が、昨年10月以降、低迷が続いていたビットコインにとって、新たな上昇相場の転換点となるのか注目が集まっています。特に、仮想通貨にとって季節的に強気とされる時期を前にした動きです。
BTIGのアナリスト、ジョナサン・クリンスキー氏は、2023年1月にもビットコインが3日間で約20%急騰し、下落トレンドを上抜ける動きを見せたことを指摘しています。しかし、その際はその後、上昇が失速し、200日移動平均線でサポートを見つける展開となりました。
今回の価格上昇は、先週の市場環境の変化がきっかけとなりました。米国財務省が長期国債の購入額を倍増すると発表したことで、一時的に債券利回りが低下し、ビットコインのようなリスク資産や金のような希少資産への需要が回復しました。機関投資家からの資金流入も再開し、現物ビットコインETF(上場投資信託)には先週、19億2,000万ドルの資金が流入しました。これは、ビットコインがサイクル高値をつけた昨年10月以来、最大の週次流入額です。
一方で、価格上昇に伴い、40億ドル以上の弱気な仮想通貨ポジションが清算(強制決済)されました。
また、ヘッジファンドの巨額運用で知られるブリッジウォーター・アソシエイツの創業者、レイ・ダリオ氏は、今後数年で主要経済国が債務危機に直面する可能性を警告し、投資家に対し「少額でも」ビットコインを保有することを推奨しました。この発言も、仮想通貨への関心をさらに高める要因となったようです。
Source: CNBC
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