
オックスフォード・ナノポア、目標株価を196ペンスに引き上げ
Proactive Investors
公開日時: 2026/08/24 09:55
英解析技術企業オックスフォード・ナノポア・テクノロジーズ(LSE:ONT)は、大手証券会社パナムール・リベラムによる「買い」格付けへの引き上げを受け、アナリストらが戦略転換を評価しました。同社株は月曜日の取引で165.90ペンスと、2.41%下落しましたが、パナムール・リベラムは事業モデルの進化を反映し、目標株価を従来の170ペンスから196ペンスに引き上げました。
今回の評価引き上げの背景には、最高経営責任者(CEO)主導による広範な戦略見直しがあります。この見直しは、同社の差別化されたロングリードシーケンシング技術(DNAやRNAなどの長い核酸配列を直接読み取る技術)を、高付加価値のバイオ医薬品市場へと推進することに焦点を当てています。
この戦略転換の一環として、オックスフォード・ナノポアは、社名非公表の診断薬企業との間で包括的なクロスライセンス契約を締結しました。この契約により、同社は2,000万ドルの一括前払い金と、今後2年間で1,500万ドルの製品購入コミットメントを受け取ります。この資金は、短期的な営業費用を賄い、製品の合理化による逆風を相殺することで、アナリストが近隣の収益予測を慎重に引き下げる中でも、短期的な中核損失の縮小に寄与すると見込まれています。
パナムール・リベラムは同日のレポートで、半期決算の好調さにも言及しました。調整後の中核損失は、堅調な粗利益率(グロスマーギン)を維持しながら、大幅に縮小したとのことです。このような規律ある資金管理は、ライフサイエンス企業である同社が、2028会計年度までのキャッシュフロー損益分岐点達成という、新たに設定された長期目標を達成するために不可欠です。
しかし、同社には依然として、バイオ医薬品セクターの急速な採用への高い依存という課題が残っています。野心的な収益目標を達成するためには、主要顧客が検証段階から本格的な商業利用へと移行する必要があります。
Source: Proactive Investors
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