
モルガン・スタンレー貸付ファンド、NAV割引で割安感も懸念材料残る
S
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/23 03:05
モルガン・スタンレー・ダイレクト・レンディング・ファンド(MSDL)は、純資産価値(NAV)に対して21%の割引で取引されており、配当の持続可能性と資産の質に対する市場の懸念を反映しています。
同ファンドのポートフォリオは2025年第2四半期以降、4四半期連続で縮小しており、コストベースの非利息収入(non-accrual)資産は2.9%に上昇、1株当たり純利息収入(NII)は前年同期比で9.4%減少しました。
最近の配当カット後も、配当カバレッジ(配当支払いを純利息収入でどれだけ賄えるかを示す指標)は約101%と脆弱な状態が続いており、ネガティブなトレンドが続けばさらなる減配リスクが高まっています。
筆者は、大幅なNAV割引を理由にMSDLへの投資を継続していますが、非利息収入資産の動向やカバレッジ率の安定化、あるいは悪化の兆候を注視しています。
MSDLは、第一順位のローン(first lien-focused)と変動金利ローン、SaaS(Software as a Service)関連投資を多く含むプライベート・クレジット・プラットフォームです。
Sponsored
Source: Seeking Alpha
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。