
バンガード国際小型株ETF、高コスト型に劣後
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/22 12:55
バンガードFTSEオールワールド除く米国小型株ETF(VSS)は、低コストで国際的な小型株への分散投資を提供するETFです。直近のパフォーマンスと現在の保有状況、見通しを踏まえ、その特徴と競合ETFとの比較を分析します。
VSSは、利回り3.12%を誇り、地理的およびセクター的な分散が特徴です。特定の国への集中投資はなく、どの国もポートフォリオの15%を超えず、セクターも21%を超えないように構成されています。これにより、個別企業のリスクは最小限に抑えられています。
過去の長期的なパフォーマンスでは、VSSは大型・中型株中心の国際ベンチマークをアウトパフォームしてきました。しかし、2019年以降のパフォーマンスを見ると、AVDVやISCFといった、特定の投資因子(ファクター)に焦点を当てた競合ETFの後塵を拝しています。
VSSの強みは、その低コスト、高い分散度、そして流動性の高さにあります。これらの点は、多くの投資家にとって魅力的な要素です。しかし、近年、ファクター投資に特化したETFが、より優れたリターンとリスク調整後リターン(シャープレシオなど)を達成していることから、VSSの相対的なパフォーマンスは低下傾向にあります。
ファクター投資とは、株価の変動を説明する特定の要因(例:バリュー、モメンタム、低ボラティリティなど)に注目して投資を行う手法です。AVDVやISCFのようなETFは、これらのファクターを重視することで、市場平均を上回るリターンを目指しています。
結論として、VSSは依然として国際小型株への低コストで広範な分散投資を求める投資家にとって有力な選択肢ですが、より高いリターンを追求する投資家は、ファクター投資に焦点を当てた競合ETFのパフォーマンスも比較検討することが推奨されます。
Source: Seeking Alpha
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