
ビットコイン、週足で20%上昇へ
CNBC
公開日時: 2026/08/21 08:35
暗号資産(仮想通貨)の世界的な代表格であるビットコインは、週足で約20%の上昇となる見込みです。金曜日の早い時間には一時7万5000ドルを突破しました。
この上昇は、水曜日に米財務省が債券市場に介入し、長期国債の買い戻しを倍増させると発表したことがきっかけとなりました。これにより、リスク資産への圧力が緩和され、暗号資産市場への資金流入を促しました。さらに、木曜日には「クラリティ法(Clarity Act)」と呼ばれる法案の成立に向けた動きが進んだことも、投資家心理をさらに改善させました。
ビットコインは、週初めの6万2836ドルから上昇し、金曜日の取引では7万5343ドル前後で推移しています。この流れを受け、暗号資産関連株も上昇しました。コインベース(COIN)は7.5%、サークル(CRCL)は6.45%、ストラテジー・アンド・カンパニー(STRAT)は7.8%それぞれ上昇しました。また、ビットコイン戦略ETF(上場投資信託)であるプロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF(BITO)も、プレマーケット取引で5.5%の上昇となりました。
暗号資産市場のパートナーシップ責任者であるマックス・スチューデライン氏は、「米財務省が長期国債の買い戻しを倍増させる決定は、米国の債務水準や巨大IT企業による債券発行への懸念から、借入コストが上昇している長期金利への懸念に対処することを目的としている」と指摘しています。
木曜日には、ホワイトハウスと暗号資産業界のリーダーたちが、今後数週間でクラリティ法を成立させるための最後の取り組みを行ったことが、投資家心理をさらに後押ししました。この法案は、昨秋に始まった暗号資産市場の低迷(クリプトウィンター)から市場を脱却させる重要な触媒になると広く見られていますが、その成立の可能性は比較的低いとされています。
今回の急騰にもかかわらず、ビットコインは1月中旬につけた今年の最高値9万4820ドルや、昨年10月6日に記録した史上最高値12万6198ドルには、まだ届いていません。
Source: CNBC
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