
宇宙産業を支える5N Plus、株価は割安水準
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/20 14:45
特殊半導体や高性能素材を手掛ける5N Plus(FPLSF)は、宇宙産業の発展を支える重要なサプライヤーとして注目されています。同社は、米政府の支援、セクション232条関税(特定の輸入品に対する追加関税)、そしてSpaceXなどに代表される宇宙開発の産業化、さらにはAI(人工知能)駆動型データセンターの拡大といった長期的な需要に支えられています。
直近の第2四半期決算では、売上高が1億2240万ドル、調整後EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)が2660万ドルといずれも市場予想を上回りました。しかし、原材料費や設備投資コストの増加により、利益率は圧迫されました。一方で、純有利子負債は2370万ドルまで減少しました。
同社は4億2000万ドルのバックログ(未消化の受注残)を抱え、2026年のEBITDA目標も再確認しています。特に、ゲルマニウムやCdTe(テルル化カドミウム)といった戦略的な素材分野での地位を確立しており、これらの素材は次世代半導体や太陽電池などに不可欠です。
5N Plusは今年初め、ユタ州の施設におけるゲルマニウムのリサイクル・精製能力拡大のため、1810万ドルの政府契約を獲得しました。これは、同社が宇宙グレードの半導体や高性能素材の供給において、政府から重要な役割を担っていることを示すものです。
株価は5月26日の高値から42%下落しましたが、アナリストの平均目標株価である34.59ドルを大きく下回る水準で取引されています。これらの要因を踏まえ、5N Plusは買いの評価を受けており、理想的には18.50ドルから19.50ドルの範囲での購入が推奨されています。
Source: Seeking Alpha
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