
米国債務、初の40兆ドル超え
CNBC
公開日時: 2026/08/19 21:05
米国の政府債務残高が、初めて40兆ドルの大台を突破しました。ブルームバーグによると、米国債務は火曜日時点で40兆5000億ドルに達し、30兆ドルを突破してから約4年半での到達となりました。
近年、歳出の増加と歳入の伸び悩みにより、財政赤字が拡大。特に、新型コロナウイルス禍での大規模な景気刺激策が債務を押し上げる要因となりました。直近の7月単月の財政赤字は4323億ドルに達し、2021年3月以来で最大の月次赤字を記録しました。今年度の累計赤字額は1兆8000億ドルに迫っており、前年同期を上回っています。
10年前の政府債務残高は19兆4000億ドルでしたから、この10年間で倍以上に膨らんだ計算になります。
こうした財政状況の悪化は、市場にも影響を与えています。米国債の利回りは6月末以降、急上昇しており、世界金融危機以前の水準に迫っています。連邦準備制度理事会(FRB)が2008年後半に実施した大規模な国債買い入れプログラムは、一時的に金利を抑制しましたが、債務と財政赤字への懸念、AI(人工知能)関連投資に伴う社債発行の急増、タームプレミアムの上昇、そしてFRBのインフレ抑制へのコミットメントに対する懸念などが、利回り上昇の追い風となっています。
FRBがインフレと労働市場に関するさらなる情報なしに利上げに慎重な姿勢を示す中、政府の借入コストは急騰しています。今年度の国債利払い費は1兆2000億ドル近くに達し、社会保障やメディケアに次ぐ大きな歳出項目となっています。
Source: CNBC
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