
米長期金利が一時後退、FOMC議事要旨公表控え
CNBC
公開日時: 2026/08/19 09:05
米国債利回りは水曜日、前日の数十年ぶりの高水準から小幅に後退しました。長期債の売りが一服し、投資家の懸念が和らいだ形です。
指標となる10年物米国債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bpは0.01%)低下し、4.686%となりました。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に敏感な2年物米国債利回りは2bp超下落し、4.154%でした。
さらに長期の30年物米国債利回りも1bp超下落し、5.272%となりました。同利回りは火曜日に5.33%超と、19年ぶりの高値を付けていました。
これらの動きは、火曜日に世界的に長期債で広がった売りの一環です。日本の10年物国債利回りは30年ぶりの高水準に達し、ドイツの30年物国債利回りは2011年以来、フランスの30年物国債利回りは2008年以来の最高値を記録しました。
米国では7月の財政赤字が4323億ドルに達し、2021年3月以来の月次赤字額となりました。これにより、今年度の累計赤字額は1兆8000億ドル近くに膨らんでいます。約40兆ドルに達する米国債務の利払い費は、今年すでに連邦政府にとって約1兆2000億ドルもの負担となっています。
また、中東情勢を巡っては、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が激化しており、インフレ圧力の長期化や上昇への懸念がくすぶっています。AJ Bellの金融アナリスト、ダニ・ヒューソン氏は「投資家は中東情勢の展開を注視しており、インフレ率が当初予想よりも高止まりする可能性を織り込んでいる」と指摘しています。
水曜日午後には、連邦公開市場委員会(FOMC)の7月会合議事要旨が公表される予定です。FRB内には利上げに関する見解の相違があり、3名の委員が利上げに反対票を投じていたことから、投資家は議事要旨から詳細な情報を得ようと注視するとみられます。
Source: CNBC
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