
中国ロボットメーカー、上場初日に542%高
CNBC
公開日時: 2026/08/19 02:05
中国のヒューマノイドロボット開発企業、Unitree Robotics(ユニットツリー・ロボティクス)が17日、上海証券取引所の科創板(ハイテク企業向け市場)に上場した。初値は公開価格を大幅に上回り、一時前日比542%高の1100元に達した後も968.1元で取引されるなど、市場の熱狂的な関心を集めた。
同社は新規株式公開(IPO)で約61億元(約1350億円)を調達した。IPOには、中国のAI企業であるDeepSeek(ディープシーク)も約1億4080万元を出資するなど、著名な投資家も名を連ねている。既存株主には中国IT大手のTencent(テンセント)も名を連ねる。
Unitree Roboticsは、バク転やダンスを披露するロボットで世界的に注目を集めてきた。主力製品には、歩行や物体の操作が可能な二足歩行ヒューマノイドロボットや、危険物検知などに用いられる四足歩行ロボットなどがある。
上場前日の16日には、新モデルのヒューマノイドロボット「Superman」を発表。同ロボットは、立ち状態から2メートルのジャンプが可能で、最高時速約45.6キロメートル(秒速12.66メートル)での走行が可能だと説明している。
中国のハイテク企業が上海の科創板に上場する例は相次いでおり、先月にはメモリチップメーカーのCXMT(長鑫存儲技術)が上場初日に466%高を記録している。
世界的なロボット市場の拡大も期待されている。モルガン・スタンレーは、中国におけるヒューマノイドロボットの今年度の出荷予測を従来の2万8000台から約5万台へと倍増させた。同社は、中国のヒューマノイドロボット市場が今年20億ドル(約3100億円)から2030年には150億ドル(約2兆3000億円)規模に成長すると予測。今年後半には、実証実験から本格的な導入が進み、フルサイズのヒューマノイドロボットが全体の出荷量の30%を占め、2028年までには70%に達すると見込んでいる。
Source: CNBC
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