
通信サービス株ETF、アルファベットとメタに依存
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/18 18:15
S&P500指数を構成する通信サービスセクターは、近年、パフォーマンスの低迷が続いています。AI(人工知能)関連の話題や、アルファベット(GOOGL)、メタ・プラットフォームズ(META)といった一部の大型株が一時的に市場を牽引する場面もありましたが、セクター全体としては力強さを欠いています。
こうした状況を受け、通信サービスセレクト・セクターSPDRファンド(XLC)の投資妙味について、アナリストは「中立」のレーティングを維持しています。同ETFのテクニカル指標は冴えず、相対的なパフォーマンスも弱いと指摘されています。
XLCのバリュエーション(企業価値評価)は、株価収益率(PER)が低い水準に改善しているものの、長期的な1株当たり利益(EPS)の成長率は年率6.22%にとどまっており、株価成長率と利益成長率の比率を示すPEGレシオは2.0倍を上回っています。これは、利益成長に対して株価が割高である可能性を示唆しています。
さらに、XLCのポートフォリオは、アルファベットとメタの2社で約36%を占めるなど、一部の銘柄への集中度が高いのが特徴です。そのため、セクター全体のパフォーマンスは、これら主要銘柄の動向に大きく左右されます。しかし、現状では両社ともに、近い将来に株価を押し上げるような明確な材料(カタリスト)に乏しい状況です。
テクニカル面では、XLCは105ドルから114ドルのレンジ内で推移しており、明確なトレンドは見られません。季節性トレンドも、現時点では同ETFにとって追い風とはなっていないようです。
これらの要因から、アナリストはXLCに対して、当面は様子見が賢明であるとの見方を示しています。
Source: Seeking Alpha
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。