
動物薬大手ゾエティス、株価急落も長期買い妙味
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/18 09:35
動物用医薬品大手のゾエティス(ZTS)は、過去最悪の水準まで株価が下落しています。米国獣医クリニックの来院数減少や、主要なコンパニオンアニマル(伴侶動物)向け製品群における競争激化が背景にあります。
同社は、競合他社による積極的な販促活動にもかかわらず、製品の定価を引き下げるのではなく、ターゲットを絞ったリベート(販売奨励金)戦略により、業界をリードする35%~37%のEBIT(利払い・税引き前)利益率を維持しています。
現在、株価は過去最高値から70%下落しており、これはガイダンス(業績見通し)修正、米獣医クリニックの来院数鈍化、そして皮膚病治療薬や寄生虫駆除薬といった主要分野での新規参入企業による販促合戦の激化を受けた、市場の過度な悲観を反映しています。
しかし、アナリストは、現在の株価水準は割安感が高いと指摘しています。株価収益率(PER)は過去最低水準の12倍、フリーキャッシュフロー(FCF)利回りは7%超となっており、同社の中期的な企業価値(DCF法による算出)である100.06ドルに対して、十分な安全マージン(margin of safety)があると分析されています。
さらに、配当利回りは約3%、残りの自社株買い枠は13億ドルに達しており、短期的な事業上の逆風が解消されるまでの間、株価の下支え要因となると考えられています。
Source: Seeking Alpha
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。