
BHP、銅の貢献で利益9%増
Proactive Investors
公開日時: 2026/08/18 07:25
Sentiment Analysis
資源大手BHPグループ(BHP)は、2026年度通期の純利益が9%増の98億3000万ドルになったと発表しました。銅価格の上昇が業績を押し上げ、銅は同社のEBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)で最大の貢献分野となりました。
同年度の売上高は15%増の588億ドル、調整後純利益は30%増の132億ドルに達しました。調整後EBITDAも27%増の約330億ドルとなりました。
銅事業はグループ調整後EBITDAの54%を占め、約180億ドルの貢献となり、前年比48%増となりました。これは主に実現価格の上昇が利益率の改善を支えたためです。
ブランドン・クレイグ最高経営責任者(CEO)は、「銅はBHPの成長見通しの中心となっており、BHPの成長を牽引するエンジンだ」と述べました。同社はエスコンディダ鉱山などの主要事業に支えられ、銅の生産量は2年連続で約200万トンとなりました。
一方、西オーストラリア鉄鉱石事業も年間生産量が過去最高の2650万トンを記録し、調整後EBITDAベースで銅に首位を譲ったものの、鉄鉱石も引き続き主要な収益源となっています。
BHPは、最終配当として1株あたり0.99ドルを発表し、2026年度通期の配当総額は前年の1.10ドルから1.72ドルとなりました。
なお、純利益にはカナダのジャンスン(Jansen)カリプロジェクトに関する23億ドルの減損処理が一部影響しています。BHPは、銅ポートフォリオにおける成長機会を引き続き追求するとともに、ジャンスンプロジェクトについては2027年の初生産を目指して進捗させていく方針です。
経営陣は、主要コモディティの長期的な見通しには引き続き楽観的であるものの、世界経済や国際情勢における不確実性が続いていることも認識しているとコメントしています。
Source: Proactive Investors
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