
AIブームでメモリ株は買い時か? クレイマー氏が注目する4銘柄
CNBC
公開日時: 2026/08/17 23:05
米著名投資コメンテーターのジム・クレイマー氏は、人工知能(AI)ブームがメモリ業界の歴史的なサイクル構造を変え、株価上昇が続くと見ている。同氏が注目する4つのメモリ関連銘柄について、その理由を解説した。
クレイマー氏は、AI需要の急増と供給規律の向上により、メモリ業界はかつてない好況を迎えていると指摘。これまでメモリ株は需要の波に大きく左右される「シクリカル(景気循環)株」として知られてきたが、AIの普及がその構造を根本から変えたとの見方を示した。
同氏が挙げたのは、サンディスク(SNDK)、シーゲイト・テクノロジー(STX)、マイクロン・テクノロジー(MU)、ウエスタンデジタル(WDC)の4社。これらの銘柄は今年に入り、サンディスクが約653%、シーゲイトが約261%、マイクロンが約254%、ウエスタンデジタルが約211%と、驚異的な上昇を遂げている。
通常であれば、これほどの急騰は警戒材料となるが、クレイマー氏は「今からでも遅くない」と断言。その根拠として、メモリの供給不足を挙げた。大手IT企業がデータセンターの増強を進める中で、メモリチップがボトルネックとなっている状況を、イーロン・マスク氏が自身のSNS「X(旧ツイッター)」で言及したことにも触れ、その深刻さを強調した。
さらに、メモリメーカー各社が過去の過剰生産の轍を踏まないよう、供給能力の拡大に慎重になっている点も評価。長期顧客との契約を重視し、安定した利益確保を目指す戦略に転換していると分析した。「彼らは顧客の要望に合わせて生産しているだけだ」と述べ、かつてのような無計画な増産は行われていないとの見方を示した。
自らが運用に関わる「クレイマー・チャータブル・トラスト」がマイクロン株に新規投資したことにも言及。同氏はマイクロン株について、「データセンターの減速がなければ、このブームが終わる前にさらに倍になる可能性がある」と強気の見通しを示した。
過去のサイクルを繰り返すという見方には懐疑的で、「機会が大きすぎる場合は、乗らないという選択肢はない」と語り、メモリ株への投資妙味はまだ十分にあるとの考えを強調した。
Source: CNBC
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