
アルファベット、TPU外販で「Nvidiaの瞬間」到来か
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/17 15:45
Alphabet(アルファベット、GOOG、GOOGL)は、AI(人工知能)分野における競争激化や、一部研究者の離脱といった懸念から、ここ数週間で株価が軟調な展開を見せていました。しかし、同社が外部向けにTPU(Tensor Processing Unit)の販売を拡大する動きは、将来的な大きな成長のきっかけになるとの見方が出ています。
TPUは、Googleが開発したAI計算に特化したカスタムASIC(特定用途向け集積回路)です。これまで主に自社サービスで利用されてきましたが、外部企業への販売が本格化することで、新たな収益源となる可能性が指摘されています。
アナリストは、Googleが競合他社にもTPUを供給する姿勢を見せていることを、自社のAI技術への自信と、強力なユーザーエコシステム(生態系)への信頼の表れだと分析しています。これは、AI分野における「AI moat(堀)」、すなわち他社が容易に真似できない競争優位性を築けているという自信の表れと考えられます。
実際に、GoogleのTPUに関する在庫や供給コミットメントは急増しており、これはTPUの生産規模拡大と将来的な収益加速に向けた積極的な布陣を示唆しています。2027年が、NvidiaがGPU(画像処理半導体)でAIブームを牽引したように、Alphabetにとっての「Nvidia moment」となる可能性が浮上しています。
アナリストは、AlphabetのTPU外販が「世代を超えた触媒(catalyst)」になると見ており、「Strong Buy(強い買い)」のレーティングを再確認しています。現在のコンセンサス予想を上回る収益成長と利益率の拡大が期待され、これが株価評価(マルチプル)の拡大につながる可能性があると予測しています。
Source: Seeking Alpha
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