
AI関連株、メモリは割高、半導体装置は割安か
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/17 15:35
人工知能(AI)関連の投資テーマは、その構成要素である14のセグメントと4つのレイヤーに分解され、それぞれマクロ経済環境、収益予想の修正度、そして市場が既にどれだけ織り込んでいるかの3つの観点から評価されています。この分析によると、メモリ(DRAMやNANDフラッシュなどの記憶媒体)分野は、収益予想が平均21%上方修正されるなどファンダメンタルズ面で優位性がありますが、過去5年平均を152%も上回る水準で取引されており、既に市場の期待が十分に反映されている(割高)と指摘されています。
一方で、AIの恩恵を受ける設備投資(Capex)サイクルにおいて、半導体製造装置メーカーは、メモリ分野と比べて約半分のプレミアム(割高感)で取引されていると分析されています。これは、AI関連投資の「ストーリー」は既に価格に織り込まれているものの、その「実行」を担う装置分野にはまだ割安感が残っている可能性を示唆しています。
特に、大手メモリメーカーであるマイクロン(MU)の2027年の設備投資見通しが400億ドル超のレンジを示唆していることは、メモリ市場の底堅さを示す兆候と捉えられています。しかし、前述の通り、メモリ関連株は既に買われすぎている可能性が指摘されています。
アナリストは、半導体製造装置メーカーの中でも、特にASML(ASML)とラムリサーチ(LAM)、そしてバリュー株としてのKLA(KLA)に注目しています。これらは、AI向け半導体の製造に不可欠な露光装置やエッチング装置などを手掛けており、今後の設備投資拡大の恩恵を受けると期待されています。
メモリ関連では、依然としてマイクロン(MU)が最も魅力的な銘柄であるとされていますが、全体的な割高感には注意が必要です。
Source: Seeking Alpha
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