
AI需要で急成長のVicor、割高評価を正当化か
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/17 10:45
AI(人工知能)インフラの需要拡大を背景に、高電力密度エネルギー変換ソリューションを手掛けるVicor(ビコア、VICR)の成長性が注目されています。同社の技術は、次世代AIプロセッサーが抱える複雑な電力供給の課題解決に貢献すると期待されています。
Vicorは、高性能コンピューティング、産業、通信、輸送、航空宇宙、防衛といった分野で、高電力密度エネルギー変換コンポーネントおよびシステムを製造・供給しています。特に、AI分野で求められる高性能チップは、膨大な電力を消費するため、効率的かつ高密度な電力供給が不可欠です。Vicorの「Vertical Power Delivery」や「Factorized Power Architecture」といった独自の技術は、こうした次世代AIプロセッサーのエネルギー需要に対応するものです。
直近の2026年第2四半期(2026年4-6月期)の決算では、製品およびライセンス収入は1億4340万ドルに達しました。さらに、受注ポートフォリオは前年同期比で145%増の3億8000万ドルへと急増しており、AI関連の需要が急速に高まっていることを示唆しています。
アナリストは、AI需要の加速とライセンス事業の拡大が、現在の高い株価評価のリスクを上回ると見ており、Vicorに対して「買い」のレーティングを付与しています。AI市場の成長は今後も続くと予想されており、その恩恵を受ける企業としてVicorの動向が注目されます。
Source: Seeking Alpha
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