
ウォルマート、決算発表控え警戒感
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/17 01:15
世界最大の小売企業であるウォルマート(WMT)は、8月15日(米国時間)に発表予定の第2四半期決算を前に、投資家の間で期待と警戒感が交錯しています。同社は、堅調な売上高と電子商取引(eコマース)の成長を示したものの、慎重なガイダンスとコスト上昇が重しとなり、株価は上値の重い展開となっています。
ウォルマートの第1四半期決算では、売上高が前年同期比で増加し、特にeコマース事業が好調でした。しかし、通期の業績見通しについては、経営陣は2027年度(2027年1月期)の純売上高で3.5%~4.5%の成長、調整後1株当たり利益(EPS)で2.75ドル~2.85ドルを維持すると表明しました。これは、一部の投資家が期待していた上方修正には届かず、やや失望感を招きました。
現在の株価水準は、割高感があるとの見方もあり、テクニカル分析上も方向感に欠ける展開が予想されています。主要な抵抗線は122ドル付近、サポートラインは105ドル付近と見られており、このレンジ内での値動きが続く可能性があります。
ウォルマートは、その規模と安定性から「ディフェンシブ銘柄」としてポートフォリオに組み入れられることも多い企業です。しかし、インフレの長期化や消費者の購買行動の変化など、マクロ経済の逆風が強まる中、下半期に向けて同社がどのようにこれらの課題に対応していくのか、決算発表での詳細な説明が注目されます。
Source: Seeking Alpha
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