
The Metals Company、ライセンス取得が株価の鍵に
MarketBeat
公開日時: 2026/08/16 17:15
Sentiment Analysis
深海鉱業のThe Metals Company(TMC)は、第2四半期決算発表で予想されていた事業計画の遅延を明らかにしました。当初すでに完了しているはずだった米国海洋大気庁(NOAA)の申請認証は、10月にずれ込む見込みで、これによりライセンス取得時期も当初の2027年第1四半期から遅れることになります。しかし、この遅延は市場に大きな影響を与えませんでした。投資家はすでにこの遅延を織り込み済みであり、事業運営のタイムラインに大きな変化はないと見ているためです。
事業計画の重要な要素は、同社が2026年後半までには稼働を見込んでいない回収船です。このシナリオでは、船が準備できるまでにライセンス取得には十分な時間があるため、遅延の影響は限定的です。同社は現在、年間300万ウェットトン(wmt)の採掘を目指しており、品位、組成、市場価格によって12.5億ドルから25億ドルの価値が見込まれています。これが実現すれば、船が現場に到着次第、早ければ2027年後半から2028年初頭にかけて収益を上げることが可能になります。
アナリストは、2027年第4四半期には収益が開始され、その後、同社が生産体制を強化し、ルーチンを安定させるにつれて、次の四半期で急速に増加すると予測しています。カタリスト(株価上昇のきっかけ)の一つとして、同社の米国国家安全保障における重要性が挙げられます。トランプ政権は、承認プロセスの迅速化、国連の制限を回避して米国のライセンスを優先させること、そして深海資源開発の機会を国家安全保障の観点から位置づけることなどを通じて、直接的および間接的に同社を支援しています。
同社は具体的な詳細を明らかにしていませんが、複数の政府機関と協議中であると述べており、追加の支援や事業契約の可能性を示唆しています。政府が、他の重要鉱物関連企業で行っているように、同社に直接出資する可能性もカタリストとなり得ます。
ライセンス取得がTMC株価の触媒に
The Metals Companyにとって、最大のカタリストはライセンス取得です。ライセンス取得は、収益とキャッシュフローへの道を開き、機関投資家の投資を呼び込む可能性があります。現状では、機関投資家の活動は楽観的な見方を反映しており、株式を買い集めていますが、その活動と保有比率はまだ低い水準にとどまっています。小売投資家が約5%を占める株式の大部分を所有しており、彼らは短期的な反応やボラティリティ(価格変動の大きさ)を起こしやすいため、空売り筋の標的となりやすい状況です。
Source: MarketBeat
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