
AIインフラ大手コアウィーブ、需要拡大で「強気」継続
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/16 14:25
AI(人工知能)向けGPU(画像処理半導体)クラウドサービスなどを提供するコアウィーブ(CRWV)は、AI需要の急増を背景に、引き続き「強気」の評価を維持しています。同社は、長期的な受注残高と積極的な設備投資により、AIインフラのボトルネック解消に貢献すると見られています。
アナリストによると、コアウィーブは現在、1042億ドル規模の複数年にわたる受注残高を抱えています。これは、AI関連ソフトウェア(SaaS)の採用拡大が、同社の設備投資(Capex)を押し上げ、短期的なキャッシュフローやバランスシートのリスクを高めていることを示唆しています。しかし、同社の「ベアメタル」戦略、すなわち顧客に専用ハードウェアへの直接アクセスを提供するサービスは、トークン(AIモデルの学習に必要な最小単位)あたりのコストを抑えたいという顧客のニーズに応え、パフォーマンスとコストの比率で優位性をもたらしています。
特に注目されるのは、コアウィーブの電力確保への積極的な取り組みです。同社の現在の電力使用量は1.5ギガワット(GW)に達し、前年同期比で219.1%増加しています。これは、一部の競合他社で見られる電力供給の制約や接続問題といった課題を緩和するものです。
バリュエーション(企業価値評価)も魅力的です。売上高に対する企業価値(EV/Sales)は8.12倍と、売上高が3桁成長を続ける中で割安感があります。古いコンピューティング能力の減価償却が進むにつれて、フリーキャッシュフロー(FCF)の創出も改善すると予想されています。
コアウィーブは、長期受注残高の消化と利益率の改善が期待されることから、依然として「強気」の評価が妥当であるとアナリストは指摘しています。短期的な値上がり益(スイングトレード)の可能性も秘めていると考えられます。
Source: Seeking Alpha
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