
Clover Health、改善も割高感、訴訟リスクに注意
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/15 08:45
ヘルスケア企業Clover Health Investments(CLOV)は、事業運営面での改善が見られるものの、現在の株価水準では割高感があり、訴訟リスクも抱えていることから、アナリストは「Hold(中立)」の投資判断を維持しています。
同社は、メディケア・アドバンテージ(MA)の会員数を前年同期比で48%増加させるなど、事業の成長軌道に乗っています。MAは、米国の公的医療保険制度であるメディケアのうち、民間保険会社が提供する医療サービスプランです。
売上高とGAAP(一般に公正妥当と認められた会計原則)上の純利益も改善しましたが、会員一人当たりの収益性は2024年度の水準を下回っています。さらに、2026年度の業績見通しでは、下半期に赤字となる可能性が示唆されています。
特に懸念されるのは、CMS(メディケア・メディケイド・サービスセンター)の訴訟結果次第で、1億2000万ドルの品質ボーナス収入がリスクにさらされる可能性がある点です。この品質ボーナスは、医療サービスの質やコスト効率の高さに応じて支払われるものです。
アナリストによるDCF(ディスカウント・キャッシュフロー)法を用いた公正価値評価額は6.88ドル/株と算出されており、現在の株価水準からの上昇余地は限定的とみられています。より有利な買い場としては、3.50ドル~4.00ドルのレンジが示唆されています。
Source: Seeking Alpha
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。