
インフレ指標と中東情勢、株価はまちまち
Schaeffers Research
公開日時: 2026/08/14 18:35
週明けの米国株式市場は、インフレ指標の発表や中東情勢の緊迫化を受け、まちまちな展開となりました。ナスダック総合指数(IXIC)とS&P500種株価指数(SPX)は週足で3週続伸を目指す一方、ダウ工業株平均(DJI)は週足で下落が見込まれています。
今週発表された7月のインフレ指標では、消費者物価指数(CPI)が市場予想通りとなり、生産者物価指数(PPI)も横ばいとなりました。これらの結果は、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ見送りの期待を高め、CMEのフェデレーション・ウォッチ・ツールでは、据え置き確率が67.4%と織り込まれています。
一方で、ホルムズ海峡の航行の安全を巡る米国とイランの間の緊張は、投資家の懸念材料となり続けています。これを受けて、WTI原油価格は取引時間中に激しく変動しました。
個別銘柄では、ボーイング(BA)とアーチャー・アビエーション(ACHR)が週初に大きく上昇しました。アーチャー・アビエーションがボーイングの3つの子会社を買収し、ボーイングがアーチャーの約20%の株式を取得することになったためです。また、インテル(INTC)は増資を発表しました。アメリカン航空(AAL)の経営陣の交代や、スペースX(SPCX)の西海岸での衛星打ち上げも注目されました。
決算発表も相次ぎました。応用材料(AMAT)は第3四半期決算で市場予想を上回りましたが、ビルケンストック(BIRK)は決算を受けて株価が急騰しました。一方、セレブロス・システムズ(CBRS)は収益の伸び悩みが響き、株価は下落しました。コアウェーブ(CRWV)は第2四半期売上高が倍増したと発表し、話題となりました。しかし、減量薬を扱うヒムズ・アンド・ハーズ・ヘルス(HIMS)は、第2四半期の赤字幅が予想以上に拡大したことを受けて株価が下落しました。
来週は、7月のFOMC議事要旨や米製造業PMIなどの経済指標が発表される予定です。また、住宅関連データや週次の失業統計も注目されます。さらに、ウォルマート(WMT)やホーム・デポ(HD)などの大手企業の決算発表も予定されており、市場の関心を集めそうです。
Source: Schaeffers Research
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