
鉱業株が下落、金・銅相場の上昇一服
Proactive Investors
公開日時: 2026/08/14 08:35
14日のロンドン株式市場で、鉱業株がFTSE100種総合株価指数(Footsie)の下落を主導しました。水曜日昼頃から約8%下落しており、この流れが続いた形です。
特にアントファガスタ(ANTO)が3.5%安の3,625ペンスと下落率トップとなり、次いでグレンコア(GLEN)が2.2%安の548.3ペンス、フレズノージョ(FRES)が2.1%安の2,810.5ペンスとなりました。アングロ・アメリカン(AAL)も2.1%安の3,831.5ペンス、エンデバー・マイニングは2%安の4,027.5ペンスでした。
この株価下落は、今月前半に鉱業セクターを押し上げていた金や銅の価格が後退したことを受けています。
スポット金価格は1オンスあたり4,326.75ドルと0.5%下落し、週足でも下落が見込まれています。投資家が利益確定に動いたためとみられます。金価格は4,500ドルを上抜けるのに2度失敗しており、前日(13日)は2ヶ月ぶりの高値をつけた後、1.3%下落して取引を終えました。
米国の金融市場では、弱い生産者物価指数(PPI)のデータや週次失業保険申請件数の増加を受けて、9月の連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ確率が約40%と織り込まれています。
銅価格も、今週初めにCOMEX(ニューヨーク商品取引所)で過去最高値を記録した後、軟化しています。先物価格は木曜日、1ポンド6.55ドルを下回り、1週間ぶりの安値をつけました。これは、高値が中国の買い手を抑制し、同国での輸入銅のプレミアム(割増価格)が低下したためです。
市場参加者は現在、精錬銅に対するホワイトハウスによる関税決定を待っています。ストラテジストはこの決定が市場に影響を与える最大の単一要因だと見ています。
今回の鉱業株の下落は、今月に入ってからの同セクターの力強い上昇の後に続いています。今年8月の最初の7取引セッションで、世界の上場鉱業会社50社の時価総額は合計2,060億ドル増加しましたが、そのうち1,080億ドルは金・銀生産会社によるものでした。
Source: Proactive Investors
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