
アビバ、中核事業好調で利益24%増
Proactive Investors
公開日時: 2026/08/14 07:15
英国の大手保険・金融サービス会社アビバ(AVVIY)は、2026年上半期の事業利益が前年同期比24%増の13.3億ポンドに達したと発表しました。これは、保険事業の好調と、買収したダイレクト・ライン(Direct Line)社の統合が順調に進んでいることが主な要因です。
同社の発表によると、保険事業の利益は9.05億ポンド(前年同期は6.48億ポンド)に増加しました。特に、英国とアイルランドの保険事業は、ダイレクト・ライン社の買収効果もあり、売上高が42%増の59.1億ポンドとなり、利益は50%増の6.43億ポンドを記録しました。個人向け保険の売上高はほぼ倍増し、損害率を示す複合損益率(Combined Operating Ratio)は93.4%に改善しました。
また、資産運用部門(Wealth)も堅調で、新規資金流入額は32%増の76億ポンド、運用資産残高は2610億ポンドに達しました。
ダイレクト・ライン社の統合は、従業員の移籍が完了し、約50億ポンドの資産がアビバ・インベスターズに移管されるなど、着実に進んでいます。アビバは、年間2.25億ポンドを目指すコストシナジーのうち、既に1億ポンドを達成しており、年末までに3.5億ポンド以上の資本シナジーを見込んでいます。
これらの好調な業績を受け、アビバは中間配当を7%増の1株あたり14.0ペンス(前年同期は13.1ペンス)に引き上げました。一方、IFRS(国際財務報告基準)に基づく純利益は、投資収益の変動や統合・再構築費用などの影響で、前年同期の8.19億ポンドから4.18億ポンドに減少しました。
アビバは、2026年の事業利益(EPS)成長率を目標の11%近辺で推移させ、2028年までの目標達成に自信を示しています。これには、IFRSベースの自己資本利益率(ROE)20%超、および2026年から2028年までの累計キャッシュレミタンス(海外子会社から親会社への資金送金)70億ポンド超が含まれます。
Source: Proactive Investors
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。