
レジェネロン、集団訴訟の対象に
PRNewsWire
公開日時: 2026/08/13 17:25
Sentiment Analysis
米バイオ医薬品大手レジェネロン・ファーマシューティカルズ(REGN)は、同社の証券を2025年8月1日から2026年5月15日の間に購入した株主を対象とした集団訴訟の対象となっていることが明らかになりました。訴訟は、同社が進めていた「フィアンリモマブ・リブタヨ」という薬剤の第3相臨床試験に関する情報開示のあり方を巡るものです。
訴状によると、レジェネロンは当初、無増悪生存期間(PFS)のイベント発生率の遅延について、良好な治療効果の可能性と関連付けて説明していました。しかし、後に株価は大きく下落しました。具体的には、2026年4月28日の終値731.77ドルから、同年5月18日には629.68ドルへと、1株あたり102.09ドル、約13.95%下落しました。
訴訟では、レジェネロンが臨床試験の進捗に関する情報開示において、株主の判断を誤らせるような説明を繰り返したと主張しています。当初、PFSのイベント発生率の遅延は、試験群の好調さを示唆するものとして説明されていました。しかし、その後、第3相臨床試験「フィアンリモマブ・リブタヨ」の解析には患者集団の拡大が必要であり、最終的に主要評価項目において統計的有意差を達成できなかったことが判明しました。
情報開示の時系列は以下の通りです。
2025年8月1日: PFSコホートの登録が完了したものの、イベント発生率の遅延により結果が遅れていると発表。
2025年11月17日: イベント発生率の遅延は、試験群の強さを示唆する可能性があると説明。
2026年3月: 統計的な検出力や持続的な治療効果の可能性について、引き続き自信を示す公表がなされたとされています。
2026年4月29日: PFS解析に、少なくとも6ヶ月の追跡期間を持つ全ての登録患者を含めると開示。この発表後、REGN株は45.41ドル下落。
2026年5月15日: 第3相試験がPFS改善において統計的有意差を達成できなかったと発表。翌18日には株価が68.57ドル下落しました。
訴訟を提起している法律事務所は、この情報開示の時系列が、レジェネロンの株主向け説明と、試験中に顕在化したとされる統計的リスクとの間の乖離を示していると主張しています。特に、臨床試験の遅延や結果の不確実性といった重要な情報について、適時かつ正確な開示が市場の公正性と効率性にとって不可欠であると指摘しています。
株主は、2026年9月14日までに、訴訟における代表株主(Lead Plaintiff)としての地位を求めることができます。この集団訴訟は、レジェネロンの株主が被ったとされる損失の回復を目指すものです。
Source: PRNewsWire
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