
マーベル株、目標株価引き上げも下落余地示唆
Finbold
公開日時: 2026/08/13 16:15
半導体メーカーのマーベル・テクノロジー(MRVL)の株価が過去2週間で約40%上昇したことを受け、ゴールドマン・サックスのアナリストは12カ月後の目標株価を引き上げました。しかし、現在の株価水準からは下落する可能性も指摘されています。
ゴールドマン・サックスのジェームズ・シュナイダー氏は、マーベル株に対し「ニュートラル(中立)」の投資判断を維持しつつ、目標株価を従来の180ドルから195ドルへと約8.3%引き上げました。同氏は、データセンター向け半導体の需要拡大や、光通信(オプティクス)およびカスタムXPU(中央演算処理装置)の需要増を見込んでいます。
現在、マーベル株は227.58ドル前後で取引されており、シュナイダー氏の新たな目標株価からは約14.3%の下落余地がある計算になります。同氏は、特にハイパースケーラー(大手クラウド事業者)の設備投資拡大によるデータセンター事業の成長に注目しており、光通信分野での堅調な需要、既存のASIC(特定用途向け集積回路)顧客からの継続的な受注、そして新規カスタムシリコン顧客からの受注拡大が、今後の株価を支える要因になると見ています。
これらの期待は、人工知能(AI)インフラ関連のポジティブなデータを受けてさらに高まっています。ゴールドマン・サックスは、マーベルが光通信需要の増加とカスタムXPUの普及から恩恵を受ける態勢にあると考えています。さらに、データセンター事業の継続的な好調により、同社が2026年および2027年の通期売上高見通しを引き上げる可能性もあると予想しています。
マーベル株の株価は、AIブームに牽引されて急騰し、今年に入ってから既に154%以上上昇し、時価総額は約1948億ドルに達しています。このような急騰を受けて、他のウォール街のアナリストも、マーベル株には今後数カ月間、価格調整(コンソリデーション)局面が訪れる可能性があると見ています。TipRanksが調査した29人のアナリストによる平均目標株価は271.33ドルとなっています。
Source: Finbold
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。