
米国債利回り、インフレ指標待ちで小動き
CNBC
公開日時: 2026/08/12 09:06
Sentiment Analysis
米国債利回りは水曜日午前に小動きとなった。市場参加者は、同日午後に発表される主要なインフレ指標を待っている。
米国の国債発行における主要指標である10年物米国債利回りは、4.682%近辺でほぼ横ばいだった。米連邦準備理事会(FRB)の短期金利政策をより密接に反映する2年物米国債利回りは4.212%で、こちらも横ばい。長期の30年物米国債利回りは5.231%で変化がなかった。
トレーダーは今週発表される複数の国内経済指標に注目している。中でも、7月分の消費者物価指数(CPI)は同日午後に発表される予定で、市場の注目度が高い。今回のCPIデータは、8月に休会となるFRBの9月政策会合の行方に影響を与える可能性がある。
FRBは、物価上昇が米国の消費者に与える影響に注視しており、前回の会合では3名の委員が利上げを支持した。
グローバル投資のシニアポートフォリオマネージャー、キース・ブキャナン氏は「CPIは(今後の展開の)舞台を設定する」と述べ、「予想通りで抑制されていれば良いが、そうでなければ、長期金利(のカーブ)が上昇し始めるだろう」と付け加えた。
Dow Jonesが調査したエコノミストは、7月のCPIが前月比0.1%の上昇、インフレ率は前年同月比3.4%になると予想している。食品とエネルギーを除くコアCPIは、前月比0.2%の上昇、前年同月比では2.5%になると見られている。
INGのストラテジスト、パドラック・ガーベイ氏は水曜日のノートで、「米国債利回りの上昇への移行は、戦争やエネルギー価格の上昇と関連しているが、実際には市場が織り込んでいるインフレ率はかなり落ち着いている」と指摘。「7月はコアCPIが前年同月比2.5%になると予想される。」
「ブレークイーブン(期待インフレ率)はすでにこれを下回っており、前途有望な道が開けている。しかし、財政赤字は債券にとってよりネガティブな方向へと変化している。」
7月分の生産者物価指数(PPI)も木曜日に発表される予定で、前月は予想よりも弱い結果となった。
Source: CNBC
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