
GEバーノバ、高水準の期待値で上昇余地は限定的
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/12 08:16
GEバーノバ(GEV)は、人工知能(AI)の普及に伴い顕在化している「電力供給能力」と「送電網設備」という2つのボトルネックの恩恵を直接受けている企業です。同社の株価は、これらの課題解決への期待から、現在高い水準にあります。
アナリストのバーナード・ザンボニン氏は、GEバーノバの長期的な収益成長ストーリーは、2028年までであれば実現可能であると見ています。同社は、AIブームによる電力需要の増加と、老朽化した送電網の更新・拡張という二重の追い風を受けています。特に、電力インフラへの投資拡大は、同社にとって大きなビジネスチャンスとなっています。
しかし、ザンボニン氏は、その高い期待値が株価の重しになる可能性を指摘しています。GEバーノバの現在の株価は、2028年予想EPS(1株当たり利益)の28倍の水準にあり、これは「完璧に近い経営執行」がなされない限り、さらなる株価上昇の余地をほとんど残さないことを意味します。同社は、現在の受注残高(バックログ)を、いかに迅速に生産能力、収益、そして利益率の向上に結びつけられるかが問われています。
容易な利益率改善が一段落した後、2028年以降のさらなる成長の道筋は、より困難になると予想されます。GEバーノバの事業は依然として好調ですが、投資家は、同社がこの高いハードルをクリアできるか、慎重に見極める必要があります。
Source: Seeking Alpha
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