
フラッター、販促費増で目標株価引き下げ
Proactive Investors
公開日時: 2026/08/10 20:25
Sentiment Analysis
オンラインギャンブル大手フラッター・エンターテイメント(FLUT)の目標株価が、アナリストによる販促費増加を織り込んだ業績予想の下方修正を受けて引き下げられました。
米証券大手ジェフリーズは、フラッターが2026年後半に米国での販促活動を強化する方針を発表したことを受け、同社の2027年と2028年のグループEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)予想をそれぞれ8%、13%引き下げました。この引き下げは、米国事業の業績予想の減額によるものです。一方、国際事業の予想は据え置かれました。
ジェフリーズは、フラッターの第2四半期決算が市場予想を上回ったことを指摘しました。グループEBITDAは予想を3%上回り、特に米国事業のEBITDAは同社の予想を11%も上回りました。国際事業のEBITDAも3%のプラスとなりました。
今回の業績予想引き下げの主な要因として、ジェフリーズは2026年後半に予定されている米国オンラインスポーツブック(スポーツ賭博)の販促活動への2億7000万ドル(約420億円)の追加投資を挙げています。この投資は、スポーツ賭博の勢いを加速させることを目的としており、NBAファイナルやワールドカップ期間中に予想を上回る顧客の再活性化が見られたことを受けています。実際、6月と7月にはオンラインスポーツブックのアクティブユーザー数が過去最高を記録しました。
ジェフリーズは、この販促費の増加が一時的なものなのか、それとも戦略の長期的なシフトを意味するのか疑問を呈しています。同社は、米国での販促費が2026年後半には売上高の約6%に上昇すると予想しており、これは最近の4~5%の水準から上昇します。さらに、2027年まで高止まりした後、最終的には約4%に戻ると見ています。
ジェフリーズは、販促費が永久に高止まりするとは予想しておらず、今回の増加は、休眠顧客の再獲得を目的とした「バンプ・アンド・ラン(一時的な販促で利益を伸ばし、その後は通常に戻る)」戦略であると捉えています。
Source: Proactive Investors
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