
楽天、6年ぶり黒字転換
PYMNTS
公開日時: 2026/08/10 15:45
楽天グループは、2026年第2四半期(4~6月期)に6年ぶりとなる四半期黒字を達成した。インターネットサービス、フィンテック、モバイルの3事業すべてで収益が伸びたことが背景にある。
同社の発表によると、第2四半期の連結売上高は過去最高となる6655億円(約42億ドル)に達し、前年同期比11.6%増となった。3事業すべてで成長が見られた。
特に、インターネットサービス事業では、主要な国内電子商取引(eコマース)の流通総額が、ショッピングサイト「楽天市場」や旅行予約サービス「楽天トラベル」の堅調な成長に支えられた。また、海外事業では、低利益率サービスを終了した「Rakuten Rewards」の収益改善や、AI(人工知能)を活用した検索・ターゲティング広告が「楽天市場」や「楽天トラベル」で奏功し、広告事業も伸びた。
フィンテック事業も、顧客基盤の拡大、取扱高(GTV)の増加、各事業における効果的なコスト管理により増収となった。クレジットカード事業のGTVは9.4%増、楽天銀行の預金残高は13.9%増、楽天証券の新規口座開設数は14.5%増となった。保険事業は楽天エコシステム(経済圏)を通じたマーケティングを活用し、楽天ペイは取引高を増加させた。
モバイル事業は、売上高が前年同期比8.3%増となり、非GAAP(一般的に認められていない会計原則)ベースの営業損失を同41億円縮小し、331億円に抑えた。同社は、短期的な契約獲得を抑制し、ロイヤルカスタマーを中心とした持続的な成長構造を確立したとしている。
Source: PYMNTS
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